ノルディックなサウンドで

外国語としては、スラブ語(ポーランド語、チェコ語セルビア語)が得意。今、特に力を入れているのは、セルビアの文学と歴史の研究です。一方、作曲する際の理想としているのは東欧のサウンドではありません。どちらかというと、ノルディックな、乾いたサウンドを目標としています。

シベリウスに始まって、ヴォーン・ウィリアムズ、サー・アーノルド・バックス、ハワード・ハンソンと続く命脈です。それにオネゲルサウンドとか、教会旋法とかがミックスされます。好きな交響曲としては以下を挙げておきます。

リスト:ファウスト交響曲(ノルディックではありませんが後期ロマン派以降の交響曲群の源泉です)

シベリウス:6番

ヴォーン・ウィリアムズ:5番

サー・アーノルド・バックス:1、7番

ハワード・ハンソン:2、3、4番

オネゲル: 3、5番

室内楽作品としては、ルクーのピアノ4重奏曲と、ラフマニノフチェロソナタです(この2曲はノルディックではありませんが)。