Facebook 2018/2/27の記事 交響曲第1番完成 

FACEBOOKの記事を整理している一環で、この記事を「はてなBLOG」に移しました。交響曲第2番も作曲したいので、交響曲は今のところ1曲のみですが、第1番にしています。MIDI、PDFのダウンロードサイトは、2019年にGeocitiesから、さくらインターネットに移行したので、今では、

http://bernardsstar.sakura.ne.jp/symphony.htm

です。

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Facebook 2018/2/27の記事

5年かけて作曲していた曲が一応完成しました(小田急・下北沢の複々線化工事完成直前に)。全4楽章28.5分です。作曲する過程ではXWSファイルに対して薄っぺらいヘッドホンで細かい音符全てに注意を払いながら操作しますが、XWSファイルをMIDIファイルに変換すると、細かい音符(トレモロ)が途切れたり、高音が耳につくようになる問題点があるようです(昔のソフトを使っているので、今売っているソフトでは解決済みかも知れませんが)。そこでMIDIファイルを再現して聴くだけの時は、高音を吸収する深々とした耳あてのあるヘッドホンが好適のようです。今週末から1週間海外に行く予定ですが、今週中には最後の第2楽章の楽譜(PDF)もアップロードできると思います。第2楽章の中間部は、初めて変ロ短調指定で4度の和声を多用してみました。最初はドビュッシー風に5度を使ってみようと思いましたが、うまくゆかず、4度だとうまくいくようなので、これで行くことにしました。

宅孝二のピアノ曲

宅孝二(1904-1983)のピアノ曲を阿部緋沙子さんの演奏で1曲聞いたことがある。小曲ではあるが、とてもチャーミングで叙情性に溢れた曲だと記憶している。今、日本の作曲家の系譜を振り替える際に、宅孝二の名が挙げられるのは稀だ。民族的・土俗的でないところが日本的でないといういわれのない批判というのか無視とかに作用しているのかも知れない。数少ない音源の中から、私は宅孝二の作品を探求していきたい。

東欧の小説を訳しながら

まだ、現地での契約が完了していないので、詳しくは書けないのですが、480ページもある現代小説の大著を日本語に翻訳中。まず、前編285ページまでを2020年秋に刊行予定です。長年にわたって培ってきた、チェコ語ポーランド語の翻訳技法を用いて、また近年急発達してWEBサーチ活用の真偽判定で、完璧な翻訳が可能だとは思っていますが、なにしろ分量が並大抵でない。朝から夜遅くまで翻訳に集中する毎日。そのため、作曲のほうは、ピアノソナタ第3楽章(ソナタ形式のフィナーレ)は、冒頭の数小節を書いたまま、活動が止まっています。

守った本 オペレッタかミュージカルの構想 自宅リフォーム中の狭い仮机から

今、自宅リフォームと、サイト引っ越し(YAHOO Geocitiesから さくらインターネットサーバーへ)に追われています。
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リフォームのため、多くの本を捨てました。残った本は、今後の生活の中で研究課題の参照本として残しておきたい本として精選されたものになります。この写真の本3冊はその中のほんの一例です。

また、Yahoo Geocitiesの無料ウェブサイトサービスが3月末に完了するのに伴い、収録コンテンツを「さくらインターネット」のサーバーに移す作業も行っています。進捗度は7~8割といったところです。

上記2ページがGeocitiesの既存2サイトのホームページを移行して作成した新しいホームページです。「美しい建築」のペーパーモデルの移行はこれからで、日記(主に2000年4月~2011年)は既に移行しました。その中にあるMIDI2つは、

(2007年3月9日  チェコセンター(広尾)を訪問直後に脳裏を横切ったメロディーを忘れないように頭の中で反復し、港区散歩の予定を変更して急遽帰宅して記譜しました。そのためhirooという曲名です)
(2009年8月15日  武蔵小杉近辺を歩いていて浮かんだテーマ。その頃、初訪問した韓国(ソウル、スウォン)の印象も混合して)

手前味噌ですが捨てがたい曲と思え、色々考えた結果、詞をつけてオペレッタかミュージカルに仕上げることとしました。既存の詩・詞に曲をつけるよりも、既存の曲に詞をつけることのほうが(作曲者にとって)ずっと容易な作業であり、実際ロッシーニは、リブレット作家に対して、既に作曲した音楽に合わせて歌詞をつけることを命じていたそうです。
この2曲に加えて、私が作曲した「金管6重奏曲」や「交響曲第1番」からも色々な音楽・メロディーを引用して、ミュージカルかオペレッタにしようと、思っています。コルンゴールドは、最初に劇音楽・映画音楽を作り、それらの中から引用した主題を使って純音楽作品(交響曲、チェロ協奏曲などなど)を作曲しましたが、私の場合は逆になるわけです。
今後作っていきたいコンテンツは、従いまして、下記の4つの並行作業となるはずです。
1.本の執筆(北欧、バルト海沿岸地域の歴史文化をテーマとするつもり)。執筆完了後に自費出版
2.ピアノソナタ 第2楽章は既に作っていて、残りの2つの楽章
3.交響曲第2番 (表題交響曲とするつもり)
4.既に作曲済み楽曲から引用したテーマを使って、オペレッタかミュージカル



ピアノ3連曲の第2楽章 Les belles villes

Bernard Iberlekeu 伊部瑠玖 Tezzler 作として作曲を続けています。初めてのピアノ独奏曲として、3連の曲の第2楽章を作りました。演奏時間1分40秒くらいで、これから作る他の2つの楽章の出来が良ければ、ピアノソナタという作品名にするつもり。
この第2楽章には、Les belles villes (美しい街々)という表題をつけました。私の住んでいる街(神奈川県、川崎市中原区)を散歩しているときに見かけた光景と、私の脳裏に浮かぶ世界の美しい街々のイメージを曲にをしました。今のところ、MIDファイルのリンク先(Androidスマホでクリックすれば、即座に再生用のアイコンが表示されます)のみをこのBLOGページに表示しておきますが、近日中に楽譜のPDFのリンク先を追加するつもりです。交響曲第1番を紹介するページにはイメージ画像(アイスランドレイキャビクの遊歩道から眺めた光景)をつけました。このピアノ曲第2楽章の画像として、以下のように中原区を見下ろした画像をつけました。曲の出来にはほぼ満足していますが、写真のほうは、イメージ通りとは思えず、満足していません。後日差し替えることになると思います。

なお、この1分40秒の曲の調性は、主にへ短調で、途中、イ短調に転調する箇所が2か所あります。この曲を作る前に新ピアノ曲の主題をいくつか考えだしましたが、その後、破棄しました。きょうアップロードした完成版(といっても、今後若干の手直しの可能性もあります)の作曲にあったては、頭に新主題を思い浮かべず、「これまでへ短調の曲を作ったことがないのでへ短調で作ってみよう」と、方針を決め、最初の3音を適当にF-F-C-Dflat としました。こうして偶然にまかせて与えられた動機を変奏・発展させて曲にしました。主題を自分で考えるよりも、与えられた主題を変奏して発展させていくことのほうが、自分が音楽にしたいと思っていたイメージを現実の曲にするための容易な道なのかも知れません。ベートーヴェンにもディアベッリの主題による変奏曲という名曲もあることですし。
MIDファイルの再生のためのリンクは以下です。
(2018.10.7 追記) 楽譜へのリンクは以下です。

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隠れた名曲:バックス、ハンソン、トゥビン、RVW・・・

FACEBOOK「クラシックを聴こう」に本日投稿した私の文章を再掲します。

呼びかけ(KSさん):「隠れた名曲を探しています。みなさん、どういう曲を思い浮かべますか?

(以下、私の投稿)

交響曲5曲:バックス:7番、ハンソン 2、3、4番、トゥビン:1番。このうちハンソンの2番「ロマンティック」だけは、音楽之友社 名曲解説事典にも載っていて、そこそこ名は知られていますが、それでも日本でコンサートに取り上げられたのは、吹奏楽編曲ではあるようですが、オーケストラではまだないような。室内楽1曲:ルクー ピアノ4重奏曲。

ハンソン交響曲で、私が持っているCDは、2、4番(エレジーとのカップリング。この曲も恩人クーセヴィツキーの死を悼んだ名曲)モンゴメリー指揮イェナフィル 74321 423306 2 3番:シュヴァルツ指揮 シアトル響 8.559702

サンサーンス:幻想曲イ長調 作品124(1907年) (ヴァイオリンとハープ)も晩年の名曲です。

ヴォーン・ウィリアムズ(RVW)の交響曲5番。彼の他の交響曲と比べて地味ですが、とても美しい作品です。シベリウスがこの曲の演奏をラジオで聞いて、それ以上美しい曲を作曲する自信がなくなり、シベリウス交響曲8番作曲破棄の一因となったとのこと。
RVWの5番の美しさはCDでは感じにくいと思いますので、アンドリュー・デーヴィス指揮フランクフルト放送響のライブ録画で。

https://www.youtube.com/watch?v=LsQGFlcqUmA
私が好きな作曲家、RVW、バックス、ハンソン、バーバーが、全員シベリウスを敬愛していました。
話は変わって、イタリアオペラにも、知られざる名曲がいっぱいあるようです。私はこれまで、イタリアオペラの鑑賞には力を入れてこなくて知識がありませんでしたが、水曜社から出ている「イタリアの都市とオペラ」を読んでその事を感じました・
この本の中で高く評価されている、チレーアの「アドリアーナ・ルクヴルール」のひとつのアリアをYoutubeで聴いてみましたがとても美しいです。あと、ヴォルフ=フェラーリは、「マドンナの宝石」の間奏曲だけが日本でも知られていますが、彼の他の作品にも隠れた名曲があるようで探求中です。


交響曲第1番(Bernard Iberlekeu Tezzler)

Bernard Iberlekeu Tezzler(バーナード伊部瑠玖テズラー)の名前で発表している交響曲第1番(主な調性はハ長調。作曲時期:2013-2018) につきまして、下記のMIDIファイルダウンロードサイト(英文)がわかりにくいというご指摘をいただきました。このBLOGにて、日本語で作曲時の心境、自作の分析を含めて紹介いたします。この曲は、絶対音楽なので、聴き手の方々がどのような情景を思い浮かべても構わないのですが、私の脳裏に浮かんだ情景を知ったほうが曲の理解が容易になるというご意見をいただき、ここに記載する次第です。
また、従来の英文サイトはパソコンへのダウンロードを前提としたもので、2018年時点のスマホ全盛時代には適合しません。英文サイトにあるIEをブラウザにした時の再生用アイコンは、このBLOGでは省略します。また、ダウンロードされるMIDファイルは、Androidスマホでは再生できますが、iPhoneでは再生できませんので、ご承知おきください。
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第一楽章 (約7分)
提示部
 
展開部・再現部・コーダ

冒頭に現れるハ長調の主題を思いついたのは、2013年3月に地下化直前の小田急下北沢駅周辺を歩き、消え去っていく踏切に哀愁を感じた時の事です。その次にイ短調で現れる悲劇的な主題は、まだサラリーマン時代の出勤時に井の頭通りを歩いた時の心象とか、当時読んでいた本(ブタペストの歴史)の読後感が影響していると思います。そしてハ長調に回帰したゆったりとした主題で盛り上がって(オーケストレーションをすれば打楽器大活躍の部分です)、米国の吹奏楽作品にあるような音階で、反行進行を交えながら、提示部が終結します。長いパウゼの後、ハ長調ト長調に転調して第一主題が現れ、展開部が開始します。そして和風の趣き(ハープを使いたい)も交えながら、やや無調に近い喧噪から、イ短調の主題がト短調に転調して再現され、変ロ長調に転調した次の主題も再現されます。やがてカノン風に消え去り、スペイン舞曲風のコーダーになります。2和音から3和音になる進行ではホルンを使いたいと思っています。主音(ハ)で終結させずに現代的な感覚で終結させたと、私としては思っています。

第二楽章 (約6分30秒)
この曲の作曲時期は2つに分かれていて、ABACの構成のうち、Aの部分の主要主題はバスタ新宿のオープン(2016年4月)の時の思い(都心からバスで郊外に脱出の気楽さ、やぶれかぶれ)が影響していると思います。BとCのほとんどは、定年退職後の2018年2月に作曲しており、この交響曲で最後に作曲された部分です。Aの部分に、後で聞いてみると、ベートーヴェン交響曲5番の運命の主題からの一部借用(無意識に)がありました。
中間部であるBは、最初から変ロ短調、4度の音程で書いてみたら印象派風の趣きが出るのでは?と思いつきで書いてみたのですが、少ない音符で味わいが出ているのでは?というのが自分なりの評価です。終結部であるCは、Aの部分の2つめの主題を転調し、ティンパニの低音の鼓動の上で、宇宙との対話のようなイメージで聞いていただければ、私としてはうれしいです。第3楽章との間に長い休止を置いてください。
AとB
 
AとC
 

第三楽章 (約5分)
この楽章が、全曲の中で最も日本的と言えるのではないでしょうか?ヤマトタケルゆかりの神社(阿佐ヶ谷)に初めて参詣(それも偶然に)した時に脳裏に浮かんだテーマの変奏曲の形式です。ヤマトタケルの東征の冒険と非業の死を、私としてはイメージします(当時、私はヤマトタケルが通ったであろう東京のいくつかの場所、例えば駒込の神社などを訪れて昔をしのんでいました)。ただし、最初の変奏(この部分が最も主題とかけ離れている)のところは、2016年夏のアイスランド旅行に旅立つ直前に、「アイスランドでこのような曲を演奏する演奏会を聴きたいな」とふと空想して浮かんだイメージです。後で、この部分が「ヤマトタケルの主題」の変奏であることに気が付き、この第3楽章に挿入することとしました。ヤマトタケル(日本の神)の旅は決して孤独な旅ではなく、北欧の神々を友としているというイメージです。この北欧風テーマは、アイスランド旅行時に、レイキャビクのシーサイド遊歩道で下記の写真のような光景を眺めながら、何度も私の頭の中で反芻されたテーマです。第2の変奏に一瞬、ビートルズ「Hard Days Night」が挿入されていることに、後で気が付きました。ついでながら、自作の弦楽4重奏曲Op.1 (2005)には、ベートーヴェン交響曲9番、第4楽章のテーマに影響を受けた部分があります。また、金管重奏曲Op.3 (2008)の第3楽章の主旋律のイメージは、チャイコフスキー交響曲5番第4楽章の主旋律の影響を大きく受けています。このことにも後で気づきました。
 

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第四楽章 (約9分)
第3楽章の終結部の音程と、第4楽章の冒頭の音程に違和感がないように、という配慮から、この最終楽章の作曲を着手しました。従って、第3楽章と第4楽章をアタッカで結んで演奏しても構いません。冒頭の経過主題から続く主旋律はハを基調とし、最終的な曲の終結音もハですから、第一楽章と音程上の調和が取れたと思っています。これも後で気が付いたことですが、この主旋律からイメージされる(私の脳裏で)は、新訳聖書ヨハネ黙示録の空飛ぶ馬です。ABA'の3部構成で、Bの部分はイ短調で書かれ(川崎市の等々力スタジアムの巨大な建物を見て思いついたイメージ。後になって気が付いたのは、ストラヴィンスキーペトルーシュカからの影響)、Bの終わりのところは私自身の天国のイメージです。A'の終わりのところで主旋律がマエストーソで大きく盛り上がるところに、実は、この天国のイメージの和音が重なって隠されています。最後の終結は、金管楽器総動員で華やかに終わるべき部分ですが、最後のハが鳴ったところで、退場する戦士たちの前に天国の門が開かれたとイメージしてください。その門の先には、誰も語ってはならぬ世界が展開しているような・・・・
A
B
http://bernardsstar.sakura.ne.jp/Sym-Mov4-PART2-complete.MID
A'


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[付記1]
交響曲を作曲してみようという決意に至ったのは、ポーランド語教室の学友で写真家のMさんが経堂で新年に開催していた「本年の抱負」展示会に3回の機会に書いた私の決意(バルカンを探求します、辞書を作ります、交響曲を作曲します)のひとつだったことがきっかけだったわけですから、この場を借りて、御礼申し上げます。
[付記2]
この曲を聴いたイメージとして、ある友人の方から、「ピレネー山脈の僧院」という声をいただきました。大変に嬉かったです。

[付記3]Yahoo Geocitiesが2019年3月終了予定に伴い、MIDファイルのリンク先を、さくらインターネットのサーバーに変更(2018.10.4)
 
(*1)2019年以降
です。