Max Brodのピアノ五重奏曲 Élégie Dramatique Op33

かなり久しぶりに、CDで、この曲を聴いた。改めて聴いてみると・・・・
チェコ・スプラフォン #11 2188-2 931 演奏:フランチシェック・クーダ(ピアノ)、シュターミッツ弦楽四重奏団
20世紀以降に作曲されたピアノ五重奏曲で、演奏頻度が高い、あるいはそこそこ演奏される曲は、
ショスタコーヴィチコルンゴルト、フランツ・シュミットの作品くらいしか思いつかないが、
このマックス・ブロートのピアノ五重奏曲 Élégie Dramatique Op33 の完成度は高い。20世紀的感性と古典的書式が美しく融合したとでも表現すべきか? この作品が日本でも室内楽コンサートのレパートリーに加えられることを待ち望む。
 
なおこのCDのカバーデザインは、Petr Melan (1947-2009)によるもので、幻想的で魔力を持つ作風。bernardsstarのblogロゴのデザイン構成の中にその一部をコラージュしているので、謝意を込めてその件を、http://www.geocities.jp/bernardsstar/ に記載しておくつもり(本日中)。