#クラシック

守った本 オペレッタかミュージカルの構想 自宅リフォーム中の狭い仮机から

今、自宅リフォームと、サイト引っ越し(YAHOO Geocitiesから さくらインターネットサーバーへ)に追われています。 リフォームのため、多くの本を捨てました。残った本は、今後の生活の中で研究課題の参照本として残しておきたい本として精選されたものにな…

隠れた名曲:バックス、ハンソン、トゥビン、RVW・・・

FACEBOOK「クラシックを聴こう」に本日投稿した私の文章を再掲します。 呼びかけ(KSさん):「隠れた名曲を探しています。みなさん、どういう曲を思い浮かべますか?」 (以下、私の投稿) 交響曲5曲:バックス:7番、ハンソン 2、3、4番、トゥビン:1…

お気に入りのCD、音楽書籍(会社員生活卒業の記念日に)

60歳になり、定年退職。今月から、音楽の研究・創作・執筆に多くの時間を投入できるようになりました。

フルトヴェングラー交響曲2番 メンデルスゾーン交響曲5番「宗教改革」

本日午前中は強い雨。出かけることはやめて、昨日買った2枚のCDを聴いた。ひとつは、メンデルスゾーン 交響曲1番、5番「宗教改革」(カラヤンBPO)、もうひとつはフルトヴェングラー交響曲2番(自作自演VPO)。私は40代に無名の曲のCDを買い集め、知られ…

「ベルリオーズとその時代」 ヴォルフガング・デームリング著

西村書店から、池上純一訳で刊行されている。分厚い、衒学的と言えるほどの知識をさらけ出した本で、全体について感想を述べる余裕はないが、 page 180, 181 のノヴァーリスに関する記載が特に興味深い。 「ハイネにとっては、ノヴァーリスの『ハインリヒ・…

チャイコフスキーとマーラー

チャイコフスキーの偉いところは、前人未到の音楽領域を辺境ロシアで創始達成したこと。先達のグリンカが貴族の血筋で大変に裕福、イタリアで音楽を学び、イタリアで作曲家として活躍したのに対し、チャイコフスキーの生まれた家庭は経済的に余裕がなかった…

吉松隆の作品集(CD2枚)を聴く

GW休暇に入った初日、広尾、六本木、銀座界隈をブラブラして、銀座の山野楽器で、スコアと音楽関連書籍を購入した。その書籍のひとつが、「作曲は鳥のごとく」(吉松隆 著 春秋社 2013)。 還暦を記念して執筆・刊行された本のようで、自伝、自作の解説で…

小笠原勇美著 「装飾音」(信山社)

(以下、昨日FACEBOOKに投稿した記事ですが、この本が現在入手困難な本になっていることを知り、このBLOGにも投稿します。このような本が広く読まれるようにならないうちは、「芸術文化の○○」といった振興プロジェクトを推進したとしても、本物となるのはほど…

佐村河内守 新垣隆 交響曲第1番「HIROSHIMA」第1楽章

(FACEBOOKに投稿した文章に加筆) 佐村河内守 新垣隆 交響曲第1番「HIROSHIMA」第1楽章は、YouTubeで聞くことができます。佐村河内さんは名プロデューサーとして再起してほしいですね。新垣さんもその才能に関しては高く評価しているようです。https://www…

バルトークの「中国の不思議な役人」を楽譜を見ながら聴く

YouTubeで、ピエール・ブーレーズ指揮の「中国の不思議な役人」を聴くことができる。画像として楽譜(完全なスコアが現れるのは一部で、多くは4連譜表)が音楽の進行に合わせて現れる。本日は通信速度が遅く、再生が途切れ途切れだったので、バルトーク…

サロメア・クルシェルニスキ(クルシェルニツカ)

プッチーニの生涯と作品に関する本を読んでいます。その中で代表作「蝶々夫人」の初演失敗(1904年 ミラノ・スカラ座。第二幕が長すぎたことや、アンチによる妨害が原因とされる)の後、改訂版による再演の大成功(北イタリアのブレーシャ)でタイトルロール…

BARTOK ( Pierre Citron著)Seuil 1963年初版 1994再版

バルトークについて研究してみようと思い、フランス語で書かれた本を見つけて購入しました。自分が関心のある・得意な分野であれば、フランス語の文章は何とか読解できます。 譜例、図版、写真が豊富で、センスのある本づくりだと思いました。 バルトークが…

Max Brodのピアノ五重奏曲 Élégie Dramatique Op33

かなり久しぶりに、CDで、この曲を聴いた。改めて聴いてみると・・・・ (チェコ・スプラフォン #11 2188-2 931 演奏:フランチシェック・クーダ(ピアノ)、シュターミッツ弦楽四重奏団) 20世紀以降に作曲されたピアノ五重奏曲で、演奏頻度が高い、ある…