隠れた名曲:バックス、ハンソン、トゥビン、RVW・・・

FACEBOOK「クラシックを聴こう」に本日投稿した私の文章を再掲します。

呼びかけ(KSさん):「隠れた名曲を探しています。みなさん、どういう曲を思い浮かべますか?

(以下、私の投稿)

交響曲5曲:バックス:7番、ハンソン 2、3、4番、トゥビン:1番。このうちハンソンの2番「ロマンティック」だけは、音楽之友社 名曲解説事典にも載っていて、そこそこ名は知られていますが、それでも日本でコンサートに取り上げられたのは、吹奏楽編曲ではあるようですが、オーケストラではまだないような。室内楽1曲:ルクー ピアノ4重奏曲。

ハンソン交響曲で、私が持っているCDは、2、4番(エレジーとのカップリング。この曲も恩人クーセヴィツキーの死を悼んだ名曲)モンゴメリー指揮イェナフィル 74321 423306 2 3番:シュヴァルツ指揮 シアトル響 8.559702

サンサーンス:幻想曲イ長調 作品124(1907年) (ヴァイオリンとハープ)も晩年の名曲です。

ヴォーン・ウィリアムズ(RVW)の交響曲5番。彼の他の交響曲と比べて地味ですが、とても美しい作品です。シベリウスがこの曲の演奏をラジオで聞いて、それ以上美しい曲を作曲する自信がなくなり、シベリウス交響曲8番作曲破棄の一因となったとのこと。
RVWの5番の美しさはCDでは感じにくいと思いますので、アンドリュー・デーヴィス指揮フランクフルト放送響のライブ録画で。

https://www.youtube.com/watch?v=LsQGFlcqUmA
私が好きな作曲家、RVW、バックス、ハンソン、バーバーが、全員シベリウスを敬愛していました。
話は変わって、イタリアオペラにも、知られざる名曲がいっぱいあるようです。私はこれまで、イタリアオペラの鑑賞には力を入れてこなくて知識がありませんでしたが、水曜社から出ている「イタリアの都市とオペラ」を読んでその事を感じました・
この本の中で高く評価されている、チレーアの「アドリアーナ・ルクヴルール」のひとつのアリアをYoutubeで聴いてみましたがとても美しいです。あと、ヴォルフ=フェラーリは、「マドンナの宝石」の間奏曲だけが日本でも知られていますが、彼の他の作品にも隠れた名曲があるようで探求中です。