翻訳を終えて、作曲に戻れそう

ある出版社と契約して、東欧の現代推理冒険小説の翻訳に、ほぼ一年間没頭してきました。原書は全体で485ページです。うち、285ページをまず、前編として、この秋刊行予定です。非常に発想力に富んだ作家で、私にはとても真似できないと思ったことと、日本語に置き換えるとき、どれを選ぶと文脈の中で最も生き生きするかという考察の作業が、作曲をしている時と同じだな、と思いました。後編のほうはまだ出版予定が定まっていないので、作曲用のPCに一年振りに向かおうと思っています。まず、ピアノソナタの第3楽章(冒頭だけ既に一年前に作っている)に取り掛かります。